全般 | 動き作り | 技術 | パス | シュート | 守備 | 戦術 | コラム |
ポイント | 対面 | 1stタッチ | ウェーブ | 引き出す | 1対1 | 2対1 | 2対2+サーバ | W-BOX | 1対1~3対3 |
2対2+サーバ
■40m×30m
ペナルティエリア幅(40m)の中で2対2。外の3人のサーバからのパスを受けてシュートする。DF側(GK含む)は奪ったら一番遠くのサーバ(S1)に通せば、攻守交替できる。
○受け手の動き出しでボール保持者にメッセージを送る。
○一番はシュート(前向きに受ける)。
○ゴールに直結する動き(出し手はそれに合わせる)。
S1GKS2S3FWFWDFDF
このトレーニングの狙いは、いかにゴールするかという所にあります。相手ゴール前では得点が全てです。当たり前ですが、シュートを撃たなければ絶対に得点にはなりません。狙える隙が少しでもあるのならば、思い切ってシュートを撃つべきです。例え、それがGKに防がれたりポストやバーに当たったとしても、そのこぼれ球をゴールすればOKなのです。意外と子ども達って、シュートコースが空くまでボールを持ち続けたりするんですが、そういう意識は変えさせてください(DFを抜く必要は無く、ボールを横にずらすだけでシュートは撃てます)。最悪なのは、いつまでもドリブルを続けてシュートを撃たない子ですね。
このトレーニングの設定として、サーバからのボールをいかに上手に受けてシュートするかという所なので、うまい事言って考えを改めてあげましょう(そもそも、試合中にずっとドリブルを続ければ、寄ってきたDFに取られるのがオチです)。
サイドのサーバを付けず、より自由にしたメニューが次です。A’とB’がジャンケンをして負けた選手は参加できません。勝った側が3人で攻撃、負けた側2人で守備をします。ゴール前なのでワンツー・クサビ・ダイレクトパス・プルアウェイ・ダイアゴナルラン・3人目の動き・スペース空けたり・呼ぶ声で惑わしたりと、多彩な攻撃を仕掛けて得点を狙ってください。3対3+1でもできます。
A'B'GKAABB
サッカーではどんなパスでも、主導権は受け手側あります。ボール保持者の状態を観て、タイミングよく動き出してそのボールを引き出して自分のものに出来るかが勝負です。DFとの駆け引きに勝ってゴール正面で前向きにボールを引き出せれば、後はゴールを決めるだけ(こぼれたら、そのボールを押し込む)。状況に応じたタイミング取りとDFとの駆け引きをポイントにし何本もチャレンジさせて、抜け目の無い小賢しいFWを育成しましょう。