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ディレイ
『ディレイ』とは『遅らせる』という意味ですね。数的不利な守備時、味方がサポートに戻ってくれるまでの時間をかせがなくてはいけないシーンというのは意外とあるものです。そういったDFが後からサポートに来る設定のトレーニングメニューを紹介します。
■8m×16m
2対2、ラインゴールドリブル通過。
DFの1人にパス、リターンを受けて2人で攻めます。パスされたDFは、前のコーンを回ってから守備をしなければいけません。味方が帰ってくる間、残されたDFが1対2の事態をどう処理するかですね。
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やはり一番は攻める側に時間をかけさせて、2人で守備できるシチュエーションに持ち込むというとこです。例えばボール保持者にずっとボールをキープさせる状況を作ったり、無駄な横パスを出させたり…。時間かせぎして2対2に出来たならば、ディレイは成功です。もし、ゴールが設定できるのであれば、片方をドリブル通過からシュートに変更してみてください。4ゴール
2対2、対角線のダイレクトパスから一方のドリブルでスタート。DF後ろのコーン間ゴールをシュートで狙います。
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ドリブル開始した時点で2対1の状況なので、DFはゴールを狙われない様にしつつ、遅らせる選択をしなければいけません。でも、当たり前ですが、ゴールを守るだけでなくボールを奪う意識を持って能動的な守備をしなければいけません。もう一人のDFも自分のゴールを空けるわけにはいかないのですが、ゴールを守りつつ相手にやられない積極的な守備が必要になってきます。2対1→2対3
シュートの項目で紹介したメニューですが、裏を返せば『どう攻撃を遅らせるか』というテーマになります。ゴールを設定して人数を増やしたバージョンです。コーチ配球、FWとCBの2対1で始めます。SBは、マーカーを回り守備に参加。
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最初のトレーニングと違い、ただ遅らせるだけだと間合いが開いてシュートを撃たれてしまうので、その兼ね合いをどうするかですね。相手との心理的駆け引きが、勝敗を大きく左右する要素だと思います。